前橋市の総合計画には、分野ごとに「成果指標」と目標値がある(計画の作りは1本目の記事で解説した)。第2期推進計画(2021〜2024年度)の目標と実績はどうだったのか。市の行政評価報告書の総括表から、市の判定(◎○△)を分野ごとに数えた。
前橋市は総合計画の第2期推進計画(2021〜2024年度)で、重点事業ごとに成果指標と2024年の目標値を決めていた。令和7年度の行政評価報告書の総括表で、市の判定がある84指標のうち、「目標値(2024年)を達成しているもの」(◎)は33、「目標値(2024年)に届いていないが現状値(2019年)から取組が進んでいるもの」(○)は24、「現状値(2019年)を下回っているもの」(△)は27だった。
第2期の成果指標は85。市の判定がある84指標は、◎(目標値を達成)33・○(現状値から取組が進んでいる)24・△(現状値を下回っている)27。
◎が多いのは健康・福祉(14指標中8)と都市基盤(16指標中7)。○が最も多いのはシティプロモーション(18指標中8)、△は教育・人づくりと結婚・出産・子育てが各7。
報告書の中で達成件数が本文と集計表で食い違うため、この記事は表の記号を1件ずつ数えた値(◎33・○24・△27・-1)を使った。
Q. 前橋市の第2期推進計画(2021〜2024年度)で、移住関連事業を通じて移住した人数の2024年の実績は、目標値(73人)と比べてどうだった?
① 目標の半分ほど ② 目標とほぼ同じ ③ 目標の2倍以上
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③ 目標の2倍以上。2024年の実績は176人で、目標値の73人を上回り、市の判定は◎でした。
対象範囲
前橋市の令和7年度 第七次前橋市総合計画 行政評価報告書(2025年10月21日更新のページに掲載、2026年9月29日に取得)の「第2期推進計画(2021年度~2024年度)の総括評価結果」による。成果指標ごとに、計画策定時の現状値(2019年)、2021〜2024年の実績値、2024年の目標値、市の判定(成果指標の達成状況)が一覧になっている表である(PDF 19〜21頁、印刷された頁では17〜19頁)。
表の成果指標は85で、このうち14は「【補足】」と付いた補足指標。51の重点事業に1〜3つずつ付いている。分野は総合計画の6つの章(まちづくりの柱)に分けた。数字はすべて報告書の表の値で、PDFの頁を画像にして1件ずつ読み取った。
判定のしかた
表には、市が指標ごとに付けた判定の記号がある。記号の意味は、報告書の集計表(PDF 19頁)に次のとおり書かれている。
| 記号 | 報告書の凡例 |
|---|---|
| ◎ | 目標値(2024年)を達成しているもの |
| ○ | 目標値(2024年)に届いていないが現状値(2019年)から取組が進んでいるもの |
| △ | 現状値(2019年)を下回っているもの(マイナス指標を除く) |
| - | 実績値が計測できないもの |
この記事は市の判定をそのまま使い、◎・○・△を分けて数えた。85指標のうち84指標に◎○△のどれかが付いている。残る1指標(エジンバラ産後うつ質問票の点数、補足指標)は目標値がなく判定が「-」なので、数えていない。判定がない指標を当サイトが判定したものはない(0件)。
判定がある84指標のうち3指標(市民アンケートで前橋に誇りを感じる人の割合、商店街通行量、未利用地面積)は、2024年の実績値がなく、市は2023年の実績で判定している。
念のため、基準値・目標値・実績値と、指標の向き(増えるほど目標に近づくか、減るほど近づくか)を1件ずつ照らし、◎かどうかが数字と合うかを確かめた。減るほど近づく指標には、転出超過数、温室効果ガス排出量、ごみの量、脳血管疾患の死亡率、病院収容所要時間などがある。83指標は数字と判定が合っていた。合わなかったのは脳血管疾患の年齢調整死亡率(男性)の1指標で、2024年の実績値33.2は目標値34.0より小さいが、市の判定は○である。この記事は市の判定(○)のまま数えた。
報告書の中の件数の食い違い
報告書の同じ頁(PDF 19頁)で、達成件数が本文の「総括結果」と集計表とで違っている。さらに、表の記号を当サイトが数えると、どちらとも一致しなかった。
| 数え方 | ◎ | ○ | △ | - | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 報告書の本文(総括結果) | 31 | 21 | 30 | (記載なし) | 82 |
| 報告書の集計表 | 34 | 23 | 27 | 1 | 85 |
| 表の記号を数えた(この記事) | 33 | 24 | 27 | 1 | 85 |
本文と集計表の割合は、どちらも85指標に対する値として書かれている(本文は36.5%・24.7%・35.3%、集計表は40.0%・27.1%・31.8%・1.2%)。この記事の件数は、すべて表の記号を数えた値である。どの数え方が正しいかは、報告書からは分からない。
分野別の◎・○・△

| 分野 | 判定のある指標 | ◎ | ○ | △ |
|---|---|---|---|---|
| 教育・人づくり | 15 | 6 | 2 | 7 |
| 結婚・出産・子育て | 11 | 3 | 1 | 7 |
| 健康・福祉 | 14 | 8 | 3 | 3 |
| 産業振興 | 10 | 4 | 4 | 2 |
| シティプロモーション | 18 | 5 | 8 | 5 |
| 都市基盤 | 16 | 7 | 6 | 3 |
| 合計 | 84 | 33 | 24 | 27 |
報告書の総括表(PDF 19〜21頁)の記号を当サイトが数えた。補足指標を含む。目標値のない1指標(結婚・出産・子育て)は除いた。記号の意味は報告書の凡例(上の表)のとおり。
分野ごとに見ると、◎の数は健康・福祉が14指標中8、都市基盤が16指標中7で、ほかの分野より多い。教育・人づくりは15指標中6、産業振興は10指標中4、シティプロモーションは18指標中5、結婚・出産・子育ては11指標中3だった。
○が最も多いのはシティプロモーションの8指標、次が都市基盤の6指標。△は、教育・人づくりと結婚・出産・子育てでそれぞれ7指標ある。
補足指標を含めるか
補足指標は、重点事業の成果を補う指標として表に載っている。判定がある補足指標は13で、このうち◎は6。補足指標を除くと71指標で、◎27・○18・△26。含めた場合は84指標で、◎33・○24・△27である。
主な指標の基準値・目標・実績

| 指標 | 基準値(2019年) | 目標値(2024年) | 実績値(2024年) | 市の判定 |
|---|---|---|---|---|
| 婚姻件数(件) | 1,496 | 1,321 | 1,260 | △ |
| 合計特殊出生率(補足) | 1.46 | 1.54 | 1.27 | △ |
| 移住関連事業で移住した人数(人) | 47 | 73 | 176 | ◎ |
| 15〜24歳の転出超過数(人)* | 411 | 281 | 357 | ○ |
| 温室効果ガス排出量(万t)* (実績は2021年度の算出) | 251.1 | 208.6 | 221.1 | ○ |
| ごみ総排出量 1人1日(g)* | 918 | 838 | 875 | ○ |
報告書の総括表(婚姻件数・合計特殊出生率はPDF 20頁、ほかは21頁)。*は減るほど目標に近づく指標。合計特殊出生率は補足指標で、報告書に「数値は1年遅れ」とある。温室効果ガスの実績値は報告書の注記(PDF 122頁)により3年遅れで、2024年の欄は2021年度の排出量。
婚姻件数と合計特殊出生率
婚姻件数の目標値は1,321件で、2019年の1,496件より少ない。報告書は「人口減少下において人口に応じた件数を目標とするもの」と注記している。2024年の実績は1,260件で、市の判定は△だった。
当サイトの結婚と離婚の記事は、人口動態統計で2024年の前橋市の婚姻を1,212組としている。報告書の1,260件とは値が違う。報告書の表には件数の出典が書かれていないため、違いの理由はこの資料からは分からない。
合計特殊出生率は2019年の1.46から、2024年の欄で1.27(目標1.54)。出生の記事で紹介した前橋市の1.41は2018〜2022年の5年間の値で、報告書の年ごとの値とは期間が違う。
移住と若い世代の転出
移住関連事業を通じて移住した人数は、2019年の47人に対して目標値が73人。2024年の実績は176人で◎だった。
15〜24歳の市外への転出超過数は、少ないほど目標に近づく指標である。2019年の411人に対し目標は281人、2024年の実績は357人で、市の判定は○。当サイトの人口の記事の年齢別の表(日本人)で15〜19歳と20〜24歳を足すと、2021〜2024年の4年とも報告書の値(254・494・511・357人)と同じになる。
温室効果ガスとごみ
温室効果ガス(CO2)排出量は、計画策定時の現状値が251.1万t。2024年の報告書の値は221.1万t(算出は2021年度)で、目標208.6万tに対して市の判定は○。この指標の頁(PDF 122頁)に「実績値は、集計の都合上、3年遅れの数値を用いている」とあり、2024年度の欄は2021年度の実績値である。2023年の報告書の値は208.4万t(算出は2020年度)。同じ頁で市は、地球温暖化防止実行計画の改定に伴って集計方法を変更したため、3年目までの数値と単純には比べられないとしている。
市全体の排出量の年度ごとの値と計画の目標は、温暖化防止実行計画の記事で扱っている。発電設備の量は再生可能エネルギーの記事にある。
1人1日あたりのごみ総排出量は2024年に875g(目標838g)で○。当サイトのごみの記事は2024年度を874.6gとしており、整数に丸めると同じ値になる。
地域公共交通の収支率
都市基盤の指標「地域公共交通(自主、委託路線バス・城南地域内交通・上電)の収支率」は、2019年の52.7%に対し、2024年の目標値も52.7%だった。実績は2021年41.0%、2022年46.4%、2023年45.8%、2024年50.5%で、市の判定は△(PDF 21頁)。
同じ収支率は、市の前橋市地域公共交通計画(令和8年3月)本編の「現計画の評価検証」にも、評価指標③「地域公共交通に関する収支率(上毛電鉄、市内運行全バス路線、デマンドバス)」として載っている(PDF 6頁、印刷4頁)。2022年の値は、行政評価報告書が46.4%、地域公共交通計画が44.6%と書かれている。2019・2021・2023・2024年の値は2つの資料で同じである。
| 年 | 行政評価報告書(総括表、PDF 21頁) | 地域公共交通計画(評価指標③、PDF 6頁) |
|---|---|---|
| 2019年 | 52.7%(計画策定時現状値) | 52.7% |
| 2020年 | (欄なし) | 40.0% |
| 2021年 | 41.0% | 41.0% |
| 2022年 | 46.4% | 44.6% |
| 2023年 | 45.8% | 45.8% |
| 2024年 | 50.5% | 50.5% |
| 目標値 | 52.7%(2024年) | 52.0%(2024年の欄)、52.7%(2025年の欄) |
値は各資料に書かれたまま(地域公共交通計画の年はR1〜R6の欄の西暦)。指標の対象の書き方も2つの資料で違う。2022年の値がなぜ違うのか、どちらを使うべきかは、この2つの資料からは分からない。この記事の件数は、行政評価報告書の判定(△)のまま数えた。
分野ごとの主な指標の推移
シティプロモーションと都市基盤の分野から、観光、中心市街地、都市の集約、公共施設、上下水道の指標の年ごとの値を載せる。値は報告書の総括表(PDF 21頁)のまま。
| 分野 | 指標〔単位〕 | 2019年(基準値) | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 目標値(2024年) | 市の判定 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シティプロモーション | 赤城山ツーリズムを通じた観光入込客数(年間)〔万人〕 | 175.9 | 115.7 | 163.8 | 148.1 | 154.2 | 183.7 | △ |
| シティプロモーション | 商店街通行量調査による歩行者・二輪車通行量〔人/日〕 | 26,233 | 8,276 | - | 10,008 | - | 29,000 | △ |
| シティプロモーション | 再開発事業等により整備された居住世帯数(累計)〔戸〕 | 164 | 192 | 192 | 395 | 395 | 400 | ○ |
| 都市基盤 | 市街化区域内の人口密度(住宅用途制限箇所を除く)〔人/ha〕 | 44.9 | 44.7 | 44.5 | 44.4 | 44.3 | 44.9 | △ |
| 都市基盤 | 都市機能誘導施設の充足度〔%〕 | 18.8 | 19.4 | 19.0 | 19.5 | 19.3 | 20.3 | ○ |
| 都市基盤 | 施設床面積の合計(普通財産を除く)〔㎡〕 | 1,285,573 | 1,281,797 | 1,289,580 | 1,283,550 | 1,272,122 | 1,285,573 | ◎ |
| 都市基盤 | 基幹管路の耐震適合率(上水道)〔%〕 | 47.7 | 49.4 | 50.9 | 51.9 | 82.7 | 52.7 | ◎ |
| 都市基盤 | 緊急度・重要度の高い重要な幹線の耐震化率(下水道)〔%〕 | 71.9 | 84.3 | 89.8 | 90.9 | 93.6 | 87.4 | ◎ |
「-」は表に値がないもの。商店街通行量は、報告書に「隔年での調査実施となっており、2024年度は該当年度ではなかったため、結果なしである」とある(PDF 104頁)。施設床面積の合計は普通財産を除いた値で、報告書の注記では「人口動向を踏まえた施設規模の適正化に向けて、現状値以下を目標とするもの」。基幹管路の耐震適合率は、報告書の表に2023年51.9%、2024年82.7%と書かれている値をそのまま載せた。
◎(目標値を達成)の33指標
| 分野 | 指標〔単位〕 | 基準値(2019年) | 目標値(2024年) | 実績値(2024年) |
|---|---|---|---|---|
| 教育・人づくり | 授業で自分で考え、まとめている児童生徒の割合〔%〕 | 84 | 85 | 85 |
| 教育・人づくり | 学習のめあてをもち学びを深められている割合(補足)〔%〕 | - | 85 | 85 |
| 教育・人づくり | 図書館主催イベントの参加人数(補足)〔人〕 | 12,329 | 10,000 | 12,846 |
| 教育・人づくり | 地域寺子屋に参加した生徒の自己評価〔%〕 | 90 | 90 | 92 |
| 教育・人づくり | 民間講師の講座開催件数〔件〕 | 96 | 120 | 179 |
| 教育・人づくり | 公民館・コミュニティセンターの講座学習参加者数〔人〕 | 34,199 | 36,000 | 56,301 |
| 結婚・出産・子育て | 3歳未満児の保育所・認定こども園の入所者数〔人〕 | 3,430 | 3,320 | 3,645 |
| 結婚・出産・子育て | 希望の保育所・認定こども園に入所した割合(補足)〔%〕 | - | 93 | 94.9 |
| 結婚・出産・子育て | 放課後児童クラブの利用者数〔人〕 | 4,143 | 5,163 | 5,587 |
| 健康・福祉 | 地域包括支援センターの総合相談件数〔件〕 | 21,264 | 23,500 | 33,880 |
| 健康・福祉 | 施設サービス受給者割合(補足)〔%〕 | 2.8 | 2.8 | 2.8 |
| 健康・福祉 | 日赤跡地の住居の入居率〔%〕 | - | 100 | 100 |
| 健康・福祉 | 多世代の生きがい創出事業の参加者数(累計)〔人〕 | 0 | 450 | 1,176 |
| 健康・福祉 | 障害者就労支援施設から一般就労へ移行した人数〔人〕 | 36 | 42 | 47 |
| 健康・福祉 | 脳血管疾患の年齢調整死亡率(女性)〔%〕 | 17.6 | 17 | 16.4 |
| 健康・福祉 | ゲートキーパー研修の受講者数(累計)〔人〕 | 3,165 | 4,165 | 6,719 |
| 健康・福祉 | 介護予防の担い手の活動人数〔人〕 | 25,416 | 30,460 | 33,105 |
| 産業振興 | 市内の事業所数〔件〕 | 15,122 | 15,000 | 19,272 |
| 産業振興 | 事業者の新たな取組への支援件数〔件〕 | 47 | 70 | 84 |
| 産業振興 | 創業支援等による創業者数〔人〕 | 110 | 137 | 170 |
| 産業振興 | 新規就農者数〔人〕 | 35 | 46 | 46 |
| シティプロモーション | 移住関連事業を通じて移住した人数〔人〕 | 47 | 73 | 176 |
| シティプロモーション | 包括連携協定締結事業者との取組件数〔件〕 | 51 | 80 | 113 |
| シティプロモーション | 前橋市公式SNSアカウントのフォロワー数(補足)〔人〕 | 12,228 | 34,680 | 48,061 |
| シティプロモーション | 広瀬川河畔の整備面積の進捗〔%〕 | 0 | 100 | 100 |
| シティプロモーション | 広瀬川河畔沿道の可動式店舗数〔店〕 | 119 | 180 | 273 |
| 都市基盤 | 未利用地面積〔%〕 | 9.3 | 9 | 8.2(2023年) |
| 都市基盤 | 施設床面積の合計〔㎡〕 | 1,285,573 | 1,285,573 | 1,272,122 |
| 都市基盤 | シェアサイクルの利用回数〔回〕 | - | 15,000 | 72,492 |
| 都市基盤 | 幹線道路の整備延長(累計)〔km〕 | 2.8 | 8.7 | 9.4 |
| 都市基盤 | 基幹管路の耐震適合率(上水道)〔%〕 | 47.7 | 52.7 | 82.7 |
| 都市基盤 | 重要な幹線の耐震化率(下水道)〔%〕 | 71.9 | 87.4 | 93.6 |
| 都市基盤 | 病院収容所要時間(補足)〔分〕 | 31.3 | 43 | 36.5 |
報告書の総括表で市の判定が◎の指標。指標の名前は当サイトの短い呼び名で、正式な名前は報告書と配布CSVにある。「-」は2019年の値がないもの。
事業の評価との関係
報告書は、指標とは別に、51の重点事業を4年間の二次評価で総括している。A評価(順調に進んでいる)が18事業、B評価(概ね順調に進んでいる)が30事業、C評価が3事業、D評価は0事業だった(PDF 19頁)。事業の評価は、各年度の二次評価の点数を足して決めたもので、指標の◎の数とは別の物差しである。
この数字をどう読むか
ここから先は数字の読み方の注意である。
◎の数は、目標の置き方で変わる
目標値の置き方は指標ごとに違う。婚姻件数や3歳未満児の入所者数のように2019年の値より低い目標もあれば、移住者数(47人→目標73人)のように高い目標もある。◎の数や割合だけで、分野どうしを比べることはできない。
○と△の違い
○は24、△は27。○の凡例は「現状値(2019年)から取組が進んでいるもの」だが、2019年の値がない指標にも○が付いているものがある(経営計画実行補助金による支援件数など)。この記事は報告書の判定のままとした。
このデータの限界
- 第2期と第3期で指標が入れ替わっている。第3期推進計画(2025〜2027年度)の指標は103件で、重点事業も51から45に変わった。例えば図書館は「図書館の利用人数」から「図書館本館・前橋こども図書館の来館者数」に、地域包括支援センターは「総合相談件数」から「総合相談実件数」(2023年8,149件)になっている。第2期の結果を、そのまま第3期の指標と比べることはできない。
- 件数は、報告書の表の記号を当サイトが数えた値で、報告書の本文(31・21・30)や集計表(34・23・27・1)の件数とは違う。
- 市の判定と数字が合わないように見える指標が1つある(脳血管疾患の年齢調整死亡率・男性)。判定は市のものをそのまま使った。
- 3指標は2024年の実績値がなく、2023年の値で判定されている。合計特殊出生率と脳血管疾患の死亡率は「1年遅れ」の値である。
- 指標の数値の出典や定義は、表に書かれている範囲しか分からない。当サイトの他の記事と値が違う指標がある(婚姻件数など)。地域公共交通の収支率は、2022年の値が市の地域公共交通計画と違う。
- 第3期の実績は、2026年9月29日の時点で公表されていない。
よくある誤解
「85指標すべてが判定されている」
判定の記号は85指標すべてに付いていますが、1指標は目標値がなく「-」です。目標と実績で判定されているのは84指標です。
「◎の数が少ない分野は、取組が進んでいない」
◎は2024年の目標値を達成したかどうかで、目標の高さは指標ごとに違います。重点事業の取組の評価(A〜D)は、指標とは別に行われています。
Q&A
元の表はどこで見られますか
前橋市の令和7年度行政評価のページにある報告書(PDF)の19〜21頁です。この記事の配布CSVには、85指標すべての値と市の判定を載せています。
第3期(2025年度から)の結果はいつ分かりますか
公表の時期は資料に書かれていません。令和7年度の行政評価は2025年10月21日にページが更新されています。第3期の計画の中身は1本目の記事にまとめました。
シリーズ「計画と実績」の続き:群馬県の総合計画(3本目)、群馬県と前橋市の計画の比較(4本目)、前橋市と高崎市の計画の比較(5本目)。
出典
- 前橋市「令和7年度 第七次前橋市総合計画 行政評価報告書」第2期推進計画(2021年度~2024年度)の総括評価結果(ページの更新日2025年10月21日、2026年9月29日取得) (PDF) (ページ)
- 前橋市「第七次前橋市総合計画2025年度改訂版」本冊(第3期の指標・重点事業の数、2026年9月29日取得) (リンク)
- 前橋市「前橋市地域公共交通計画」本編(令和8年3月)現計画の評価検証 PDF 6頁(地域公共交通の収支率、2026年9月30日取得) (PDF) (ページ)
データダウンロード
本記事で使用したデータは、CSVでご自由にダウンロードいただけます。ライセンスはCC BY 4.0です。
| No | データ名 | 出典 | ダウンロード |
|---|---|---|---|
| 117 | 前橋市 第2期推進計画(2021〜2024年度)の成果指標85件の基準値・実績値・目標値と市の判定 | 前橋市「令和7年度 第七次前橋市総合計画 行政評価報告書」 | CSVを保存 |
更新履歴
- 2026年9月30日 公開




